ビルメンの資格のロードマップ(4点セットから電験三種・ビル管理士まで)
ビルメンとは、ビルメンテナンス(ビルの電気・空調・給排水などの設備を管理する仕事)のことです。ビルメン4点セットの試験の時期と、上位資格の受験資格をまとめました。
まず、結論
ビルメン4点セットとは?
第二種電気工事士・危険物取扱者乙種第4類・二級ボイラー技士・第三種冷凍機械責任者の4つのことです。 ビルの電気・燃料・ボイラー・冷凍空調の設備に、それぞれ関わる資格です。 建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)を4つ目に入れる説明もあります。ただし、ビル管理士は受験に2年以上の実務の経験が必要です。そのため、このサイトでは、ビルメンの上位資格として扱います。
どの順に取る?
年に1回・2回しかない試験の日程を先に決め、その合間に、毎月受けられる試験を入れましょう。 第三種冷凍機械責任者は年1回(11月)、第二種電気工事士は年2回(上期・下期)です。 二級ボイラー技士は、全国の試験場でほぼ毎月あります。乙4(危険物取扱者乙種第4類)は都道府県ごとに日程があり、住所に関係なく、どの都道府県でも受験できます。
受験資格は?
4点セットは、4つとも受験資格がありません。 ただし、二級ボイラー技士の免許を取得するには、学科の合格に加えて、ボイラー実技講習(20時間)の修了か実務の経験が必要です。ボイラー実技講習は、試験の前にも後にも受講できます。
上位資格は?
ビルメンの上位資格として、電験三種・ビル管理士・エネルギー管理士があります。 電験三種(第三種電気主任技術者)は、誰でも受験できます。電験三種と電気工事士の違いは、第二種電気工事士とは?に記載しています。 ビル管理士は、ビルなどで2年以上の実務の経験を積んでから受験します。 エネルギー管理士は、誰でも受験できます。ただし、免状(資格を持っていることを示す証明書)を取得するには、1年以上の実務の経験が必要です。
資格のロードマップ
ビルメン4点セット
第二種電気工事士
- できる仕事
- 住宅・小さな店舗などの電気工事
- 試験
- 年2回(上期・下期)です。学科試験に合格すると、技能試験(実技)を受験できます。
- 受験資格
- ありません。
危険物取扱者乙種第4類(乙4)
- できる仕事
- ガソリン・灯油・軽油・重油などの取扱い
- 試験
- 都道府県ごとに、年に何回もあります。住所に関係なく、どの都道府県でも受験できます。
- 受験資格
- ありません。
二級ボイラー技士
- できる仕事
- ボイラーの取扱い
- 試験
- 全国の試験場で、ほぼ毎月あります。
- 受験資格
- ありません。
- 合格のあと
- 免許を取得するには、学科試験の合格に加えて、ボイラー実技講習(20時間)の修了か実務の経験が必要です。
第三種冷凍機械責任者
- できる仕事
- 冷凍・空調の設備の保安の監督
- 試験
- 年1回(11月)です。
- 受験資格
- ありません。
上位資格
第三種電気主任技術者(電験三種)
- できる仕事
- ビル・工場などの電気設備の保安の監督
- 試験
- 年2回です。
- 受験資格
- ありません。
建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)
- できる仕事
- 大きなビルの空気・水などの衛生の管理
- 試験
- 年1回です。
- 受験資格
- ビルなどで、環境衛生の維持管理の実務の経験が2年以上必要です。
エネルギー管理士
- できる仕事
- 工場・ビルのエネルギーの使い方の管理
- 試験
- 年1回です。
- 受験資格
- ありません。
- 合格のあと
- 免状(資格を持っていることを示す証明書)を取得するには、1年以上の実務の経験が必要です。
